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ブルーノ・ドゥビーズ ルージュ2013年 750ＭＬ
ルージュ2013年です！！！
※販売に際してのご注意
ブルーノ・ドゥビーズのワイン極少量入荷のワインとなりますので
各ワイン御一人様1本限りで
お願いいたします。
すでに造りを辞めてしまったブルーノ・ドゥビーズ
理由は定かではないですが
こんな魅力あるワイン飲んで
いまさらですが
もっとお取扱い飲んでおくべきだったと思うこと・・・・
ボジョレーのワインだからなのか
こんなに魅力的なのに・・・ですね
正直ブルーノ・ドゥビーズのワイン
他のボジョレーワインをもっと飲みたくなる
以前イヴォン・メトラなどでもそうですが
この地の魅力をさらに深めてくれるそんなワインの一つであると思います。
その流れで
改めてミッシェル・ギニエを飲んでみたくなりました。
ということでブルーノ・ドゥビーズのワイン
すでに造りを辞めてしまったので
これからリリースされる可能性はかなり低いですがヴォルテックス様などで
抱えている在庫などあれば出てくる可能性もありますが
それもわかりませんね
ということで
今回ブルーノ・ドゥビーズより
貴重なワイン後世に伝えていくべきワイン
二種類ご紹介です。
まずは今回飲んだ
アピノ2013年です。
赤ですのでボジョレーの赤となれば
ピノノワールもありますが
ガメイが本命ですね
でもこのワイン
ガメイ主体、ピノノワールそしてなんとシャルドネも入るワインです。
ブルーノ・ドゥビーズの特徴は
なんといってもステンレスタンクもコンクリートのタンクももちろんバリックも一切使わず
100年以上まえの
ボージョレの伝統的な21ｈｌのフードルのみとのことで
とにかくクラシックな造りにこだわる
ある意味ボージョレのガメイっぽさ
あの共通するアロマを嫌いマセラシオン カルボニックと発酵中の温度コントロールを
しないそのへんにあると思います。
そのワインは
グラスに注ぐと2013年ですがシャルドネも入るゆえにその色調の進み具合もさらに
進んでいる熟成進んでいる印象
スケスケクリーンで熟成進んでいるように感じてもかといって落ちているようなところとか
酸化している感じは全然なくまだまだ生命力あり
開けたてはまずチャーミングな赤系果実がでも上品で
いわゆるキャンディーっぽいものはやはりないですね
先に上がってくるのはやはり早めに熟してくるガメイ系のフワ〜っと甘クリアー
繊細でキリッとして小気味よい果実感
フランボワーズにベリーそこに下草や苔
どれもクッキリとクリアーな中に存在する
口中へと誘うとやはり研ぎ澄まされた果実感
かといってシンプルなガメイ系のものではなく
奥に何かある感やダークな表情ものぞかせながらの美しいもの
集中した旨味も濃いものではなく、でもほどよいグリップ感もあり
飲みこんだあとの上品な旨味が長く続く
これは余分なものをそぎ落としたがゆえの何か集約されていく表現であり
かといってシンプルな単調なものでは絶対なく
なんとも言えない繊細な変化、シンプルでも表情の多彩さがあるワイン
必要なものを伝えたいがためのこの仕上がりそしてそれが飲み手に鮮明に伝わる
11,4%とは思えない充実感あり
もちろん線の弱さもありながら伝わるものはたっぷりある
じょじょに土系腐葉土とかピノ系が混じってくるような
森系入ってくるさらにフランボワーズなどもそれらの表現と重なり
野性味も出てくるような
なんとも言えない世界が醸しだされます。
飲みこんだあとの広がる世界
想像する世界繊細なワインでありながらなんともリッチな気分
なんか余計なもの金、名誉とか無くとも幸せを感じるようなワインですね
これがクラシックなボージョレの世界だとするならば
本当に魅力的と感じます。
もう一つのワイン
こちらは最近リリースされたもので
同じ2013年ですが
ルージュ2013年です。
エチケットの感じがまったく違いますが
こちらはガメイのみの赤
最後のワインとのヴォルテックス様のご案内ありますので
本当に最後の最後のワインになるのかと思います。
しかも集大成！とのフレーズもでるワインで
価格もなかなかにすごいワインです。
ただアピノ2013年を飲んでしまった私からすれば
納得できる価格ではと思います。
古木120年を超えるものそれが醸しだす深い深い表現
ヴォルテックス様のご紹介にはなんと！
ブラインドで飲んだらイタリアのネッビオーロのような雰囲気を持つとのことで
いやいや今までのワインの経験から言えば
それはまずありえないでしょう！と言いたくなるところですが
たぶんそこにその表現が存在するのかと思います。
さらにはそれだけのポテンシャル持つワイン
アピノ2013年が今でもまだまだ生命力あるワインとなると
このルージュ2013年
さらに5年で約10年そのへんまでいけちゃうのではとワクワクしてしまうワインです。
以下インポーター様情報
○アピノ2013年
＜アピノ2013年＞ ＊2014年9月に入荷し、約3年3ヶ月倉庫で休ませて今回のご案内となります。
アピノ村の単一畑で南西向きの粘土石灰質土壌です。樹齢50年。全房発酵で1日2回ピジャージュを行い、
18日間のマセラシオンの後、9ヶ月大樽熟成。
僅かにオレンジがかった明るい中程度の赤色。熟した苺などの赤い果実の仄かな香りに、熟成由来のドライフ
ラワーや
甘草などのドライハーブ、また、ややカレーのようなスパイスの香りが混ざりオリエンタルな雰囲気を醸し出
しています。
それは味わいにも反映しており、仄かな甘みと穏やかな果実味にスパイシーさが混ざり複雑な風味が広がりま
す。
酸は終始一定に感じられ口当たりを軽やかにし負担が無くスムーズな飲み心地にさせ、甘みや様々な風味の広
がりを
ほどよく調整してくれています。空気に触れ開いてくると苺やザクロのような果実味やそれに似た甘みもより
分かりやすく
広がります。エレガントさと芯の強さが両立したような印象と熟成感のある落ち着いた雰囲気で、軽やかなが
らこの時期に
お楽しみ頂ける味わいです。
○ルージュ2013年
ブルーノ・ドゥビーズは既にワイン醸造をやめており、今回ご案内のルージュ2013年が最後となります。ブル
ーノの集大成と言える素晴らしい仕上がりになっています。
＜ルージュ2013年＞【2015年5月入荷】
＊2015年5月に入荷し、約3年2ヶ月倉庫で休ませて今回のご案内となります。
ややオレンジがかった中程度の赤色。赤いベリー系の果実がふんだんに詰め込まれたような甘酸っぱい香りに
ドライハーブのような香りが混ざり、複雑な様子も
伺えます。明るい果実の風味が口中に馴染むように入り込みエレガントな印象を受けます。煮詰めたラズベリー
ソースのような凝縮した果実味が広がり、その果実味に
似た小気味良い酸と微量で繊細なタンニンはバランスの良さを感じさせます。また、熟成や樹齢120年を超える
の古木ならではの深みや奥行きもあり若さと落ち着きを
兼ね備えたワインになっています。ブラインドで飲む際は、イタリアのネッビオーロのような雰囲気をもって
いることから恐らくガメイと答える人は少ないのでは
ないかと思います。今でも充分に楽しめる味わいですが、個人的にはこの先の熟成でどのような変貌を遂げる
のかとても興味が湧いています。
生産者情報
控えめでゆっくり落ち着いて話をする生産者。控えめで、ゆっくり落ち着いて考えながら話をする生産者です。人見知りをする性格なのか、訪問者を試すようにワインのコメントを求めて来ます。
撮影の許可を求めたところ、顔をHPに載せないことを条件にと言われてしまいました。一度信頼を得られると、とても笑顔が素敵な人だということが分かります。昔ながらの職人気質を感じます。
彼の家は3代前からボージョレでワイン生産者をしております。
ボーヌで醸造栽培を学び、その後一年ディジョン大学で醸造を学びました。
家業を継いだ当時はブドウの病気が多くて悩まされることが多いため調べていたところ、第二次大戦以降に、フランス全土に病気が増加していることに気がついたそうです。
新たに出現した病気もあれば、昔からある病気の症例が以前よりも劇症化していたり。
その原因や対処法を探ったところビオディナミを知り、これが自分が求める栽培方法ではないかと直感したそうです。
当時ビオディナミは現在ほど知られておらず、ピエール・マッソンに学び、地元で唯一ビオディナミをしていたクリスチャン ドゥクルーと親交を温めながら理解を深め、1994年から試験的にビオディナミを開始、99年には全ての区画でビオディナミを実践しております。
彼は、畑仕事を土壌や畑の向きなど区画ごとに合わせ、その年の天候により仕事の方法も変え、醸造においては全房を使う場合もあれば除梗することもあり、ピジャージュやルモンタージュ、マセラシオンの日数などは柔軟に考えて実行します。
ただし、マセラシオン カルボニック、酵母添加と発酵中の温度管理だけは「しない」と決めています。
ワインの個性を表現するために、それが絶対に譲れない条件だから。
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